本文へ移動

デジタル庁デザインシステムがグッドデザイン・ベスト100を受賞しました

「2024年度グッドデザイン賞」において、デジタル庁デザインシステムがグッドデザイン・ベスト100を受賞しました。

「グッドデザイン賞」は公益財団法人日本デザイン振興会が主催するもので、1957年にスタートし、あらゆる業界の製品・サービスなどが審査・選出される、日本で唯一の総合的なデザイン評価・推奨制度です。

デジタル庁デザインシステムとは

デジタル庁デザインシステムは、スタイリングの考え方を提供するデザイン言語、情報の視覚表現とインタラクションを具現化するUIコンポーネント、ユーザビリティとアクセシビリティを踏まえた設計や実装のためのガイドラインから構成されるデザインアセットです。
デジタル庁のミッションである「誰一人取り残されない、人に優しいデジタル化を。」の実現に寄与することを標榜し、官公庁や地方自治体などの行政機関や公共性の高い組織等のウェブサイト、ウェブアプリケーション、オンラインサービスまたはシステム等で利用することを念頭に置いて構築されています。

デジタル庁デザインシステムは以下よりご確認ください。
デジタル庁デザインシステム β版

審査委員による評価コメント

以下、GOOD DESIGN AWARD 受賞ギャラリー 2024 より引用

公共的なデジタルサービスを誰もが平等に利用しやすくする「アクセシビリティ」確保のため、プログラムの部品やルールを総合的にまとめたシステム。マイナンバーの手続きアプリなどで導入されている。カラーパレット、文字の形状やサイズ、イラストやボタン、コンポーネントなどを国際的に推奨されるガイドラインに基づいて整備。様々な行政サービスで利用できるようにネット上で公開されている。これにより、地域や領域ごとに異なる手続きを一貫した操作で行えるようになり、ユーザーの操作負担が軽減される。また、開発工程においても業務量や外注費用が削減され、公金の効率化にも寄与する。今後のデジタル行政においては、絶え間なく進化するウェブテクノロジーや変化する国民ニーズに対応することが重要である。本システムの持続的な環境適応によって、公共サービスの標準化が進み、誰もが安心してアクセスできる「優しいデジタル社会」の実現が期待される。

関連情報

シェアする: