河野デジタル大臣が都城市のDXへの取組について視察を行いました
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河野デジタル大臣は、2024年5月26日にDXの各種取組を進める宮崎県都城市(都城市役所、北消防署)を視察しました。
都城市は、マイナンバーカードの普及率が全国トップクラスであり、「書かないワンストップ窓口」の実現、全国初の郵便局へのマイナンバーカード申請交付業務の委託等を実施してきました。さらに2024年5月23日からは、全国に先駆けて「マイナ保険証」を活用して、救急搬送時に受診歴や薬の処方歴を取得する実証事業を進めています。
1. 都城市役所
都城市のデジタル施策の全体概要や、マイナンバーカードに関する取組について、都城市から説明がありました。
特に、「書かないワンストップ窓口」やマイナンバーカードの交付申請事務を委託している郵便局との連携について、担当者から現場の状況等の説明を受け、質疑や意見交換を行いました。
(デジタル庁が推進する窓口DXSaaSを活用して都城市が2024年2月27日より運用を始めた「書かないワンストップ窓口」の業務改革等に関する視察の様子)
(マイナンバーカードの交付申請事務を委託している郵便局とオンラインでつなぎ、郵便局員と連携して本人確認を行う業務に関する視察の様子)
2. 北消防署
北消防署は、マイナンバーカードを活用した救急業務の迅速化・円滑化の実証事業に取り組んでいます。
救急車内で救急隊員がマイナンバーカードを利用する様子を視察するとともに、実証事業の効果などについて説明を受け、質疑や意見交換を行いました。
(救急車内の機器に関する視察の様子)
(実証事業について質疑、意見交換をしている様子)
今回の視察を通して、河野デジタル大臣は「都城市は市長の強いリーダーシップのもと、マイナンバーカード普及率がおよそ90%と全国でも非常に高い数字となっており、救急搬送における実証事業を含めて、様々な市民サービスに活用されている。 デジタル庁としても宣伝し、横展開を図っていくとともに、チャレンジする自治体として積極的に後押しをしていきたい」と所感を述べました。