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河野デジタル大臣が韓国で行われた三極委員会アジア太平洋委員会に出席しました

2023年11月25日及び26日の2日間にわたり、河野大臣は韓国で開催された三極委員会(※)アジア太平洋委員会ソウル地域会合に出席し、11月26日のスペシャルセッションに登壇するとともに、韓国閣僚等との間で意見交換を行いました。

会合には、日本をはじめ、韓国、インド等アジア諸国から政府関係者や産業界の代表者総勢約80名が参加しました。

※1973年に設立された三極委員会 は、日本・北米・欧州の各界を代表する民間指導者が集まり、日米欧委員会として発足した民間非営利の政策協議グループです。90年代以降参加国が拡大したことにより、名称が「三極委員会」に改められました。3地域(アジア太平洋、北米、欧州)持ち回りで年1回の総会を開催するとともに、各地域の会合も年1回開催されています。

スペシャルセッション

河野大臣は26日のスペシャルセッションに登壇し、デジタル庁の取組を始め、アジア各国との連携への期待、参加国の多くに共通する各種課題について言及し、AIの活用に当たっては、信頼性のあるデータの利用が重要であると述べました。

さらに、河野大臣は今年のG7で承認されたDFFT (Data Free Flow with Trust)具体化に向けた国際枠組み(Institutional Arrangement for Partnership: IAP)について説明し、相互運用性の確保と信頼性のある自由なデータ流通の実現の重要性を強調しました。また、産学官による継続的な「対話」と、民間のイノベーションを活用した技術開発の「場」の提供が、IAPの重要な役割であるとの見解を示し、アジアとの連携の重要性についても強調しました。

その他、講演前後の時間を利用して、韓国閣僚等との間で、様々な意見交換を行いました。

三極委員会アジア太平洋委員会ソウル地域会合、スペシャルセッションでスピーチをする河野大臣。

三極委員会アジア太平洋委員会ソウル地域会合、スペシャルセッションの様子。

連絡先

デジタル庁国際戦略担当
矢端
電話:070-7416-9903

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