ガバメントクラウドにおける共同利用方式の推進及びマルチベンダにおけるシステム間連携の検証事業公募採択結果を公表しました【事業者対象】
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事業者向けに共同利用方式の推進及びマルチベンダにおけるシステム間連携の検証事業の公募を実施しました。
概要
1. 対象ベンダ
令和5年8月から12月の間にガバメントクラウドを利用開始希望し、検証期間が終了する令和6年3月31日までに利用した環境・システムの停止、データの消去を行うことができるベンダ
※本事業においてはシステム間連携の検証を効率的に行うため、複数ベンダでの共同での応募も可とする。
※本事業において取り扱うデータは機微情報に該当しないダミーデータの利用を前提とする。そのためガバメントクラウドへの接続は、インターネットVPNによる接続を可とする。
2. 対象業務システム
1. 標準準拠システム
標準化基準(※)に適合する基幹業務システムをいう。ただし、今後標準準拠することを前提に、標準準拠前のシステムを対象とすることを妨げない。
2. 関連システム
標準準拠システムと業務データのAPI連携等を行うシステムのほか、標準準拠システムと同じくガバメントクラウドに構築することが効率的であると地方公共団体が判断するシステムをいう。
※標準化法第6条第1項及び第7条第1項に規定する標準化のために必要な基準
※本事業で使用するデータは、ダミーデータとすること。
3. 検証内容
本事業では、以下に挙げる検証項目から取捨選択し、ガバメントクラウドの利用促進に向けた検証を実施する。
- 複数の団体によるガバメントクラウドの利用環境(共同利用方式)を想定した検証を実施する。
- マルチベンダにおけるガバメントクラウドの利用環境を想定したシステム間のデータ連携等について検証を実施する。
4. 検証項目
公募採択ベンダは、共同利用方式の検証については、以下のアからエまで、マルチベンダにおけるシステム間連携の検証については、以下オからキまでを取捨選択する。複数項目の検証も可とする。
- 複数団体分離構成の検証
- アカウント分離、ネットワーク分離、アプリケーション分離等による分離手法の検証
- 運用管理環境の検証
- 効率的に複数団体を運用管理する環境の検証
- 効率的な運用方法の検証
- 効率的な運用方法、人員配置等の検証及び按分費用算出方法の検証
- リソース量に応じた按分費用算出の考え方及び方法の検討
セキュリティ監査方法(セキュリティポリシーガイドラインへの対応確認)の検証
他社システムとのデータ連携における協議事項、設定事項の検証
- 権限設定・連携のタイミング等ベンダ間協議事項の検討及び検証
- 連携設定の推奨構成についての検証
- 他社システムとのデータ連携(ファイル連携、API連携)の検証
- 他社システムとのファイル連携及びAPI連携の検証
- オンプレ環境とのデータ連携検証
- データ連携における認証基盤の検証
- 認証認可基盤のリファレンスの作成
- 認証認可基盤を利用した構成の検討及び連携の検証
公募期間
- 公募期間:2023年5月30日から2023年6月15日17時
公募資料
採択結果
- 採択事業者一覧(PDF/61KB)(2023年7月27日更新)