ベース・レジストリのパイロット事業における実証サイトの公開を開始しました
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デジタル庁では、本日2022年4月22日(金)より、ベース・レジストリのパイロット事業として進めているレジストリカタログとアドレス・ベース・レジストリの実証サイトの公開を開始しました。
ベース・レジストリとは、公的機関等で登録・公開され、様々な場面で参照される、人、法人、土地、建物、資格等の社会の基本データであり、正確性や最新性が確保された社会の基盤となるデータベースです。(ベース・レジストリの詳細についてはベース・レジストリをご参照ください)
行政手続のワンスオンリーを実現するなど社会全体の効率性の向上を図るとともに、スマートシティ等の新しいサービスの創出を図るためには、マイナンバーや地理空間情報など社会全体の基盤となるデータを整備・活用することが必要です。
そこで、まずはベース・レジストリを、「公的機関等で登録・公開され、様々な場面で参照される、人、法人、土地、建物、資格等の社会の基本データであり、正確性や最新性が確保された社会の基盤となるデータベース」と定義し、その整備を推進することとしております。具体的には、2021年5月26日に「ベース・レジストリの指定」(PDF/803KB)を決定し、この決定文書にのっとり、ベース・レジストリの整備を推進しております。
例えば、土地・地図分野のベース・レジストリと指定した電子国土基本図を所管する国土地理院においては、ベース・レジストリとして基盤となる地図情報の整備・高度化を推進するなど、ベース・レジストリとして指定されたデータを有する各行政機関等において、デジタル庁と協力しつつ、それぞれ取り組みを進めているところです。
今回は、デジタル庁が推進しているベース・レジストリの整備の中で、パイロット事業として進めておりましたベース・レジストリを公開する「レジストリカタログ」および「アドレス・ベース・レジストリ」について、実証サイトを公開しましたのでお知らせいたします。
レジストリカタログ
レジストリカタログは、ベース・レジストリを中心とした政府機関のデータのうち、オープンデータとして公開可能なものを掲載するカタログサイトです。ファイルのダウンロードの他、CKAN APIを用いたデータの取得が可能です。
アドレス・ベース・レジストリ
アドレス・ベース・レジストリは、住所・所在地のマスターデータ及びその運用システム全体を指します。パイロット事業の成果物として、町字マスターデータ(試験公開版)について、レジストリカタログの公開サイトで公開しています。