牧島大臣記者会見(令和4年7月22日)
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牧島デジタル大臣記者会見要旨
(令和4年7月22日(金)10時30分から10時35分まで 於:オンライン)
1.発言要旨
昨日、アメリカから帰国をいたしまして、本日から公務に復帰をさせていただいております。引き続きよろしくお願いいたします。
各種会議、講演など可能な業務はリモートで対応させていただきましたけれども、東京での業務の再開ということでございます。色々とご心配、ご迷惑をおかけいたしましたけれども、今後ともよろしくお願い申し上げます。
2.質疑応答
(問)先週ですか、マイナンバーカードのマイナポイントのニ重三重取れてしまう事案が発生したということで、マイナポイントはマイナンバーカードの普及のための重要な事業ということだと思うんですけど、それへの影響が出るのかなという懸念もありますが、こうした問題が起きてしまったことへの大臣のご所感をよろしくお願いします。
(答)マイナンバーカード、デジタル社会のパスポートとして、多くの方にご活用いただき、またその利便性を感じていただけるように私どもとしては努力を続けてまいりたいと存じます。
総務省が、マイナポイントに関して複数回にわたる申込が可能となる事例が生じた、このことを公表しているというのは承知しておりますし、大変残念な事態であるというふうに私としては受けとめております。
この事案については、市町村において、本来、行うべきではない、事務処理が行われていたことが原因というふうに聞いております。
既に、総務省から市町村に対して、適切な事務処理を行うように通知が発出されておりますし、実際に申込者にポイントが複数回付与されたかどうかについては、速やかに調査を行って、必要な対応を行う予定であるというふうに聞いております。
なお、デジタル庁では、マイナポイントの申込システムであるマイキープラットフォームシステムを運用していますが、この当該システムに不具合が生じたものではありません。複数回の申込が生じないように、システム上は必要な措置を実施しているということも申し添えておきたいと存じます。
今後も、関係府省庁と連携して、マイナンバーカードの普及に取り組んでまいります。
(問)午前中、本日閣議で安倍元総理の国葬について閣議決定がされました。ただこの国葬をやるということについて決定についての仮処分の申立てがあったりなど、必ずしも広く理解が得られていないというか、これについて否定的な見方もあると思います。大臣ご自身のお考えを、あるいは国民にどのように理解を求めていくのかということをお願いいたします。
(答)安倍元総理、憲政史上最長となる8年8カ月にわたり内閣総理大臣の重責を担われてこられました。また、様々な分野で大きな実績を残されたということも事実であろうかと存じます。さらには、国際的な評価も高い、民主主義の根幹たる選挙が行われている中、突然の蛮行により逝去された、国内外から哀悼・追悼の意が寄せられている、こうしたことを勘案して、「国葬儀」の形式で葬儀を行うこととしたものと存じます。
「国葬儀」を執り行う政府のこうした考え方について、これまでも、岸田総理又は官房長官会見等でご説明をしてきているところと存じております。
(以上)