河野大臣記者会見(令和4年10月18日)
- 公開日:
- 最終更新日:
河野デジタル大臣記者会見要旨
(令和4年10月18日(火)8時37分から8時43分まで 於:参・本会議場中庭側)
1.発言要旨
Visit Japan Webの機能拡充を行います。11月1日からMySOSで提供していた「ファストトラック」の機能をVisit Japan Webに統合いたします。Visit Japan Webから入国に必要な手続きを全て行えるということになります。到着前にVisit Japan Webに入力をしていただくと、空港でスムーズに通れますが、それがないとその場でこうやってもらわなくてはいけなくて、Wi-Fiのスピードが遅いとか、いろいろなことも相まってご迷惑をかけることになると思いますので、空港到着前に確実に入力を済ませていただきたいと思っております。MySOS の「ファストトラック」の機能については、11月14日をもって提供を終了しますので、11月1日からはなるべくVisit Japan Webの方で手続きをやっていただきたいと思います。税関ですとか、入管ですとか必要なものについても、全部これに一元化していくということになりますので、eVisaシステムとの連携ですとか、あるいは免税購入での活用とか、そういうものもいずれこれに一元化していきたいと思っております。
もう一つは、消費者庁で令和4年度食品ロス削減推進表彰、これは川柳の方ではなくて、食品ロスの削減に直接波及効果が期待できる取組を表彰するもので、実際には10月30日にさいたま市で全国大会、「食品ロス削減全国大会」を行い、そこで表彰することになります。選考は、委員長が日本女子大学の小林富雄先生、それから食品ロス削減アンバサダーのお笑いトリオのロバートの馬場裕之さんなどの委員によって選ばれまして、128件の応募から特定非営利活動法人eワーク愛媛に大臣賞を授与することになりました。常設型のフードドライブ、それからコミュニティパントリーというんですかね、そういうものも相まって、フードバンク活動に留まらない、そういうところが評価されたと聞いております。こういう食品ロス削減の取組がしっかり広がっていくことを期待したいと思います。
私からは以上です。
2.質疑応答
(問)昨日、霊感商法対策検討会の報告書が公表されました。大臣、スピード感を持って、また消費者庁の枠を超えてということで指示をしていましたが、受け止めをお願いいたします。
(答)週1回ということで、しかもお忙しい委員の皆さんの日程を調整すると、早朝とか夜の開催もあった。非常にブラックな業界になってしまったかと思いますが、委員の皆様に積極的にご参加をいただき、また本当にいろんな議論を丁寧にやっていただいて、いい提言になったかと思います。総理からも提言通り報告徴収・質問権の行使といった指示が出されましたので、良かったかなと思っていますし、提言を受けて、消費者庁もしっかりと総理から指示のありました法令の見直しに取り組んでいきたいと思っております。
(問)法令の見直しのスケジュール感とかは、今ありますでしょうか。
(答)総理からはスピード感を持って法令の見直しをという指示をいただいておりますので、しっかり取り組んでまいりたいと思います。
(問)昨日の衆院予算委で、来年の通常国会でマイナンバー法改正ができるよう法案提出したいというご答弁がありましたけれども、具体的にどういった内容を検討されているのか、お聞かせいただけますでしょうか。
(答)マイナンバーに関するワーキンググループで、迅速な情報連携をするためのマイナンバー法の見直しの議論をしていただいておりますので、そこから出てくるものなどを参考にしながら、来年の通常国会しっかりやっていきたいと思っております。ぜひワーキンググループの議論に注目していただければと思います。
(問)昨日総理が質問権の行使を明言されましたけれども、大臣は解散命令請求まで踏み込むべきだとお考えですか。
(答)それは文科大臣にお聞きください。
(以上)