よくある質問:政府相互運用性フレームワークについて
※本FAQの内容は、2021年3月末時点のものであり、随時更新します。
全般的事項
Q1 データ長は規定しないのですか。
A1
現時点でデータ長は定義していません。今後の検討課題です。
Q2 今後改定の予定はありますか。
A2
利用者の意見を受け改定していきます。
Q3 GIFの策定プロセスを教えてください。
A3
基盤となる文字やコア語彙は産官学による委員会で決定しています。その応用である、コアデータパターンや各データモデルは、内閣官房IT総合戦略室の技術検討会議での検討を受け、デジタル庁データ連携ワーキンググループで検討した上で、デジタル庁技術検討会議で決定したものです。
Q4 なぜ「住所」ではなく「アドレス」とカタカナを使うのですか。
A4
住所は住居表示された位置を表し、地番で表される土地も多くあります。住所・地番と説明するのもわかりにくいため、位置情報を表すアドレスという単語を使っています。
Q5 データ項目が多すぎるため普及が難しくないですか。
A5
データ項目数は多くなっていますが、自由記述だった「開店時間」が「開始時間」「終了時間」「備考」と別れるだけとなるため記入量に変わりはありません。また、全項目を使わずに部分利用することも可能です。
Q6 すぐにGIFにデータを合わせる必要がありますか。
A6
システム更改のタイミングや、データ再登録のタイミングに切り替えるなど、業務現場や利用者に負担をかけない方式で導入することを推奨しています。
Q7 GIF以外の標準との関係はどうなっていますか。
A7
GIFは国際標準やデファクトのグローバルスタンダードを重視して検討し、できる限り相互運用性のある仕組みにしています。
コアデータパーツについて
Q1 日付を西暦に統一してください。
A1
GIFは相互運用性のためのデータの形式を規定しており、西暦に統一しています。表示や印字は各アプリケーションが必要な形式で行うためGIFで規定していません。
Q2 住所データで建物名から部屋番号を分離しないのですか。
A2
多くのサービスで建物名の欄に部屋番号まで記入しているため、物流などでニーズがあることは承知していますが、現時点では建物名から部屋番号を分離しないデータ項目としています。
コアデータパーツを拡張したコアデータモデルでは、部屋番号やフロア名を建物名と分離したいニーズに対応できるよう、これらの項目を任意項目として追加しています。
データモデル
Q1 推奨データセットの整備を進めていますが対応は必要ですか。
A1
推奨データセットに対応する新しいデータモデルがGIFにある場合にはコンバータを提供する予定となるため、現在のまま推進いただいても問題ありません。2022年度に推奨データセットの見直しを行うため、そこで整理を行う予定です。
Q2 スマートシティのデータモデルはいつ公表する予定ですか。
A2
2022年4月下旬を予定しています。
実践ガイドブック
Q1 外字は使えますか。
A1
様々な機器で扱えるように、基本的にJIS X 0213(JIS第4水準)を使います。