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河野大臣記者会見(令和5年2月7日)

河野デジタル大臣記者会見要旨

(令和5年2月7日(火)9時40分から9時47分まで 於:オンライン)

1.発言要旨

確定申告が来週16日(木)から始まります。確定申告の手続について、e-Taxを積極的にご利用いただきたいと思っております。

e-Taxを利用する際に、マイナンバーカードを使って、マイナポータル連携の機能を利用することで、控除証明書のデータを一括取得することができます。また確定申告書に自動入力することが可能になります。

申告に当たっては、自分自身のデータだけでなく、申告に含めることができる家族分の医療費をはじめ、家族分の控除証明書のデータも取得することができますので、ぜひ使ってみていただきたいと思います。マイナポータルからご家族のマイナンバーカードを使って認証していただいて、ご家族の「代理人」として申告いただく方の設定をしていただくことになります。

こんな便利な機能が用意されておりますので、確定申告を行う方におかれては、e-Taxを利用して、電子的に提出いただいて、デジタル化のメリットを実感していただきたいと思っておりますので、ぜひ皆様も自分で試してみていただきたいと思います。

2.質疑応答

(問)最近、飲食店などでの迷惑動画が撮影されて拡散されるというニュースが結構相次いでおります。食品安全の観点からもあまりよろしくないなという懸念はあるのかと思います。さらにデジタルの観点からいっても、2-3年前に撮影された動画が最近になって出回るという、SNSとの付き合い方などに関しても懸念点はあるかと思いますが、大臣個人としての所感などもあれば教えてください。

(答)具体的な案件については、事業者が警察と相談されているということもありますので、コメントは差し控えますが、一般論としてそのような行為は犯罪にあたるおそれがあると思いますので、犯罪行為をしないようにということを、要するに法律を守りましょうという、そういうことなのだと思います。また、そういう行為をインターネットに上げるということは、インターネット上にそれが残るわけですから、そういうことも考えてネットリテラシーと言っていいのか、責任ある将来を考えた行動をしていただきたいと思います。

(問)消費者への啓発活動などは行う考えはありますか。

(答)消費者というよりは、これはもう犯罪行為になるおそれがあるものだと思いますので、それは犯罪をしないというごく当たり前のことだと思います。

(以上)