河野大臣記者会見(令和5年8月29日)
河野デジタル大臣記者会見要旨
(令和5年8月29日(火)11時25分から11時33分まで 於:オンライン)
1. 発言要旨
GビズIDの個人事業主向けのオンライン申請機能のリリースについてお知らせしたいと思います。
補助金の申請や社会保険の手続きなど、事業者向けのオンライン手続きをするためのログイン手段として幅広く利用いただいているGビズIDのアカウントの発行方法を改善いたしました。
今朝より個人事業主がGビズIDプライムのアカウントを発行しようとした時に、スマホのアプリとマイナンバーカードを用いてオンラインでできるようになりました。これまでは郵送が必要で、1週間ぐらいかかっておりましたけれども、今朝からGビズIDプライムのアカウントがオンラインで即日発行可能となりました。今回のリリースに合わせてスマホアプリの利便性を改善し、またデザインのリニューアルを行いました。ログインもより簡単にできるようになっております。
法人のアカウントを発行するためのオンライン化は、今年度末を目途に可能としたいと思っております。事業者によるオンライン手続きの利便性の向上に向けて引き続き頑張ってまいります。
2. 質疑応答
(問)汚染水放出について、前回の会見で中国が非科学的で政治的だとおっしゃいましたが、一方で、東電の敷地の中にはデブリを置くスペースがあってそこにタンクを置けば放出しないで済む、そういう代替案を検討しないのは岸田政権の怠慢ではないかと、原子力村の言いなりではないかと言う批判もあるんですが、かつて原子力村に物申した河野大臣はどこへ行ってしまったんでしょうか。
(答)経済産業大臣にお聞きください。
(問)マイナンバーの総点検についてお伺いしたいのですが、点検対象の機関名の公表については、この前の会見では近くとか遠くないうちにというお話だったと思うんですけれども、そちらの発表の目途をお伺いしたいです。今週中の発表を目指しているなど、そういった進捗状況をお伺いできますでしょうか。
(答)今、自治体とそれぞれやりとりをしているところでございますので、そう時間はかからないと思います。ご報告できるようになれば、お知らせしたいと思います。
(問)関連なのですけれども、機関名の実名を公表することによる狙いについてお伺いできますでしょうか。
(答)今、自治体とやりとりしているところでございますので、それを待っていただきたいと思っております。どの自治体のどの事務が点検の対象になるということについて、報告の方法その他を検討していきたいと思います。
(問)タクシー業界は人手不足でタクシー待ちが全国で増加しているという話があって、ライドシェアが最近話題になっております。大臣は先日テレビでもご発言されていました。ライドシェアについて、まずどういったご意見をお持ちでしょうか。
(答)今デジタル庁では、日本の物流・交通・デジタル技術を使ってどこまで改善ができるかということでモビリティを検討するワーキンググループを立ち上げたところでございますので、成果が出次第さまざま報告してまいりたいと思います。
(問)タクシー業界が反対しています。安定性とか雇用の面でライドシェアには懸念が多いと言っているのですけども、供給不足はタクシー業界の努力で何とかすると言っていますけれども、タクシーとライドシェアの共存はどうか考えていらっしゃいますでしょうか。
(答)モビリティのチームでこれからいろいろなことを検討していきたいと思っております。この物流・交通サービスの水準を落とさないようにするためには、ライドシェアだけではなく自動運転といった技術の活用ということもあると思いますので、そうしたことを含めながらこれからじっくり検討してもらいたいと思っております。
(問)今、水準ってお話がありましたけれども、住み分けはどういうふうにしていったらいいと考えていらっしゃいますでしょうか。
(答)今後、いろいろ検討されると思います。
(問)ライドシェアについては、自動運転がすぐに控えているから、そちらを見据えていくべきだという意見もありますけども、それについてはどうお考えでしょうか。
(答)いろいろ検討していきたいと思います。
(以上)