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河野大臣記者会見(令和6年2月16日)

河野デジタル大臣記者会見要旨

(令和6年2月16日(金)9時35分から9時42分まで 於:オンライン)

1. 発言要旨

今日から、マイナンバーカードの利用促進に関する広報キャンペーンを開始いたしましたので、お知らせします。キャッチフレーズは「できます。が増えてます。マイナンバーカード」、こういうキャッチフレーズで広報キャンペーンを開始いたしました。
マイナンバーカードの保有枚数は1月末で9,168万枚に達しました。国民の皆様の4人に3人はお持ちいただいていることになります。
こうした中、マイナンバーカードを使ってできることが生活、医療、子育ての様々な手続で増えていますが、なかなか十分にそれが伝わっていない。せっかく便利な手続ができるようになったのが、使われていない部分がまだあると感じております。
マイナンバーカードの活用方法やメリットを紹介した動画を作成し、今日以降、テレビCMのほか、YouTubeやX(旧ツイッター)などのデジタル広告、駅の構内あるいは新宿東口の3Dビジョンなどのデジタルサイネージを使って周知していきたいと思っております。3月末までの間に、全国の様々な商業施設あるいは自治体で、マイナンバーカード保険証の体験会あるいはデジタル推進委員による相談ブースなどのイベントも実施いたします。
確定申告も始まります。マイナンバーカードを使って便利に、書かない確定申告の一歩目の体験をしていただきたいと思っております。
このキャンペーンを始め、今後とも様々な機会を通じてデジタル庁として積極的にマイナンバーカードの広報を実施してまいりたいと思います。

2. 質疑応答

(問)国家公務員のマイナ保険証の利用率が上がっていないという現状があります。次官会議でも呼びかけをされたということですけれども、もっと具体的にどのような取組をされていくのか、特にデジタル庁の職員が加盟している内閣府の共済組合の利用率の向上についてお伺いさせてください。

(答)各省庁でマイナンバーカード保険証の利用・活用の呼びかけをしていただいているところです。

(問)デジタル庁のホームページを見てると、一昨日、デジタル庁ニュースというものが公開されていたんですけども、マイナの利用キャンペーンとは関係あるのでしょうか。

(答)デジタル庁独自のメディアとしてデジタル庁ニュースを始めました。週に2回程度、これから更新して、デジタル庁からの様々な情報発信に役立てていきたいと思っております。

(問)マイナンバーカードのキャンペーンについてなんですが、このタイミングで改めてマイナンバーカードのキャンペーンを3月末まで展開することになった理由というのは、どの辺りなんでしょうか。

(答)今回から書かない確定申告、給与所得の自動記入も始まりました。あるいはスマホを使ったコンビニ交付というのもできるようになっております。3月末から4月にかけて引っ越しのシーズンになりますが、引っ越し/転出/転入の手続も非常に便利になってきました。こういう季節にそうした便利な機能を是非使っていただきたいと思っております。そのほかにも、子育ての手続だったり、地域によって自治体によってはマイナンバーカードと診察券、あるいは様々な医療の補助の受給券との一体化というのも始まっていきます。そうした活用ができる自治体についてはそうしたものも体験していただきたいと思います。

(問)やはり大臣自身、マイナンバーカードの利便性が国民に十分伝わってないっていうようなご認識ですか。

(答)確定申告をやられた方からは、非常に簡単になったという声が寄せられております。せっかくそうした機能があるのに、知らなくてそれを使わなかったというのは非常に残念に思いますので、そうした新しい機能を多くの方に知って使っていただきたいと思います。

(問)デジタル庁の広報戦略について伺いたいのですけれども、デジタル庁ニュースを拝見すると、映像を作り込まれて実際にニュース番組みたいな感じの表現にもなっているんですけども、デジタル庁もしくはデジタル行政のイメージみたいなものをつくっていきたいみたいな意図があるのでしょうか。

(答)まずは広く、デジタル庁として情報発信できるメディアというものを作っていきたい。それでデジタル庁から週に2回程度と申しましたが、情報発信をしっかりやっていきたいと思っております。

(問)やはり省庁自ら発信するっていうのが大事だとお考えなのでしょうか。

(答)そうですね、デジタル庁として様々これから取組がスタートしますので、多くの方に知っていただくというのが大事だと思います。

(以上)