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河野大臣記者会見(令和6年5月24日)

河野デジタル大臣記者会見要旨

(令和6年5月24日(金)9時20分から9時35分まで 於:オンライン)

1. 発言要旨

今週末(26日)日曜日に、都城市へ視察を予定しております。
都城市は、マイナンバーカードの普及率が市としては兵庫県の養父市90.6%に次いで88.9%で、全国第2位ということで、カードの普及が進んだ自治体における利活用状況を視察したいと思っております。
都城市は、3月にこの会見でもお知らせした、マイナンバーカードの救急業務への活用の実証事業、救急隊が救急搬送をしようとするときに、マイナンバーカードを利用して搬送される患者の受診歴・診療情報・薬剤情報・その他を把握する、この実証事業にも取り組んでいただいておりますので、その状況についても視察したいと思います。
また、都城市は、デジタル庁が推進する窓口DX SaaSを活用した「書かないワンストップ窓口」を実現しておりますので、この窓口DXに関する取組も見てきたいと思います。
デジタルを活用した自治体の取組を視察することで、しっかり横展開につなげていきたいと思っております。

2. 質疑応答

(問)能動的サイバー防御に関して、有識者会議の設置等、人選含めて報道があったのですけれども、そちらについての事実確認をさせてください。

(答)まだ人選を含め検討中でございます。決まりましたら、なるべく早期にお知らせしたいと思います。

(問)昨日、大臣と総理に対して、自民党の政務調査会とデジタル社会推進本部の方から「デジタル・ニッポン2024」という提言書が渡されたかと思います。この中で、デジタル庁の大幅な機能強化とともに、大臣が管轄する個人情報保護委員会について、政策立案と執行の分離を含めた改革の提言がなされています。このことについて、どうお考えになるかということと、個人情報保護委員会においては、現在、個人情報保護法の3年見直しが行われているわけですけれども、このことについてもデータの利活用を阻害するような規制強化には反対ということが述べられていますが、この議論について、どう進められるべきかお考えを聞かせてください。

(答)デジタル庁の司令塔機能の強化というのは、デジタル大臣を務めていて、やはりこれはしっかりやらなければいけないと思っております。各省庁の②③システムについても、デジタル庁でもう少ししっかり対応していく必要があるのではないかと思っておりますので、今回の提言は重く受け止めたいと思っております。個人情報保護委員会の関係につきましては、個人情報保護委員会にお尋ねいただきたいと思います。

(以上)