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河野大臣記者会見(令和6年6月14日)

河野デジタル大臣記者会見要旨

(令和6年6月14日(金)9時40分から9時47分まで 於:オンライン)

1. 発言要旨

デジタル庁では2022年12月に公表した「デジタル原則を踏まえたアナログ規制の見直しに係る工程表」等に基づいて、関係省庁と連携してアナログ規制を一掃するための取組を進めているところです。現在までの取組の進捗について報告します。
まず、見直しが必要な法令、法律・政省令、これに基づく規制6,364件のうち、今年3月の記者会見時点では2,581件の見直しが完了しておりましたが、本日までにトータルで4,332件の見直しが完了いたしました。これにより、見直しが必要な法令に基づく規制のうち、約7割の見直しが達成されたことになります。
特にフロッピーディスクに関する規制が1,034件ありましたが、今日までに1件を残して全ての見直しが完了いたしました。残る1件は、環境省の使用済自動車の再資源化等に関する法律の第27条関係で、これについては6月23日までパブリックコメントを行って、その後速やかに省令の処理をし、今月中には完了する見込みと思っております。
見直しが必要な告示・通知・通達に基づく規制は1,758件ございましたが、そのうち1,206件、約7割の見直しが完了しております。
今回のフォローアップでは、各所管省庁の取組が、概ね工程表に沿って進められていることを確認しました。今年6月までに残り3割の見直しを完了すべく、引き続き関係省庁と連携して、アナログ規制の一掃に向けた取組を進めてまいります。

2. 質疑応答

(問)発売中の週刊新潮6月20日号にマイナ保険証に関する記事が出ていますが、お読みになりましたか。その受け止めをお願いします。

(答)読んでおりません。

(問)不都合な情報はインプットしないと、スタッフにも広報させないという方針でしょうか。

(答)そんなことはございません。

(問)死亡事例が岐阜で起きていますが、それについて報告を受けてないのでしょうか。

(答)厚生労働省にお尋ねいただきたいと思います。

(問)勧める立場で死亡事例も知ろうとしないのでしょうか。

(答)厚生労働省にお尋ねください。

(問)アナログ規制の撤廃のフロッピーについて、大臣就任時の記者会見で撤廃を掲げ、行政からこれでほぼフロッピーが全廃されたということになると思いますが、大臣の所感をお願いします。

(答)フロッピーディスクにつきましては、イギリスのBBCが報道したこともあり、国際的にも話題になったと思います。あと1件残っておりますが、今月中には見直しできるということですので、デジタル化が一歩進んだのではないかと思っております。先日の参議院の地デジ委員会(地方創生及びデジタル社会の形成等に関する特別委員会)でも話題になっておりましたが、まだFAXを始め様々な見直しが必要なものが社会的にも残っていますので、そうしたものについてもしっかり見直しを進めていきたいと思います。

(問)週刊新潮の記事では、個人医院がどんどん潰れている、マイナカード関係の機器の導入・維持でお金がかかり廃院が増えてる、地域医療が崩壊しつつあるということが紹介されていますが、こういう実態は把握されないのでしょうか。

(答)厚生労働省のデータによると、そうした事実はありません。

(問)改めて、デジタル庁で調べるお考えはないのでしょうか。

(答)厚生労働省にお尋ねください。

(以上)