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河野大臣記者会見(令和6年9月17日)

河野デジタル大臣記者会見要旨

(令和6年9月17日(火)8時15分から8時22分まで 於:中央合同庁舎第8号館)

1. 発言要旨

先週13日(金)に、デジタル庁の石川副大臣がブラジルの「G20デジタル経済大臣会合」に出席いたしました。
世界全体で包括的なデジタル環境をどのようにつくっていくかというデジタルインクルージョンが今年のメインテーマになりました。コネクティビティ、デジタルガバメント、情報の信頼性、AI、こうしたテーマで議論が行われました。石川副大臣からは、DFFT(信頼性のある自由なデータ流通)の重要性を発信していただき、各国からも前向きな反応があったということです。
石川副大臣は、現地滞在中に、アメリカのフィック大使を始めとする各国の代表といくつか会談をしていただきました。また、遠路ブラジルまで行ったので、現地の日系人コミュニティとの意見交換もやっていただきました。
日本として、今後も、DFFTを始めとする様々な主要課題について、各国としっかり連携して進めてまいりたいと思っております。

2. 質疑応答

(問)総裁選について、地方では討論会としていくつか始まっています。地方をまわっての手応えと、気付かれたことなどあれば教えてください。

(答)今日もこれから沖縄です。現地に足を運んで、様々な地域の方に直接9人の主張を聞いていただくというのは、それぞれの地域のメディアにも大きく取り上げていただけますし、議論に耳を傾けていただく上で非常に有効なのではないかと思います。今日も飛行機で沖縄に行き、現地滞在3時間ほどでまた戻ってきてということで、結構忙しいというのが実感であります。それでも、メールやソーシャルネットワークで、聞いてくださった方からご連絡いただいておりますので、良い試みではないかと思います。

(問)討論会は党員の方々向けの部分でもありますし、党員にかかわらず地元の方に訴えるという意味もありますが、改めてその手応えや反応はいかがでしょうか。

(答)総裁選挙は、実際に投票できるのは党員ですけれども、国民の皆様に広く耳を傾けていただいているのではないかという感じはいたします。メールをくださる方の多くは多分党員ではない方だと思いますが、いろいろな私の発言に賛同してくれたりあるいはご意見をいただいたりということがあります。党員にかかわらず聞いていただいていると思います。

(問)旧統一教会について、2013年の参院選の直前に、当時の安倍総理や萩生田元経済産業大臣が自民党本部で統一教会の会長らと面談し、選挙協力について話し合ったことなどが報じられました。自民党は、これまで、党として組織的な関係はないとしてきましたが、党との関係が改めて疑われる形だと思います。報道への受け止めと、安倍首相への調査も含めて、統一教会への対応について、総裁選候補としてどのように望まれるかお聞かせいただきたい。

(答)詳細を承知しておりませんので、党本部の関係の方にお尋ねいただきたいと思います。

(問)統一教会の問題については、どのように望まれますか。

(答)法律もつくりましたので、しっかり厳正に政府として対処していきます。

(問)今回の総裁選は、過去最多の人数の方が立候補されていますが、議論は深まっていると感じていらっしゃいますでしょうか。もう少し深めたいということがあれば、教えてください。

(答)テレビ討論も一般的なことではなく、テーマを絞った討論になってきておりますので、これからいろいろな議論が深まっていくと思います。

(問)このあたりをもう少し話したいということはありますか。

(答)それはいろいろなものがあります。

(問)日本記者クラブ主催の公開討論会で、大臣が書かれた揮毫が公開されました。綺麗な丸を書かれておられます。これに関して円の価値を上げる、また禅の世界の幻想だとか様々なことがあろうかと思いますが、丸に込めた思いについてお聞かせください。

(答)河野太郎、いつもゴツゴツと角張っていると、尖っていると言われましたので、丸くなりましたという意味で丸を書きました。

(以上)