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平大臣記者会見(令和6年10月11日)

平デジタル大臣記者会見要旨

(令和6年10月11日(金)10時40分から10時48分まで 於:オンライン)

1. 発言要旨

冒頭発言なし

2. 質疑応答

(問)前回、現在の健康保険証は悪意があると不正利用しやすいということを廃止の理由の一つとして挙げられました。医療機関での保険証の不正利用がどれくらいあるか、政府として調査・把握されていますでしょうか。また、悪意があれば何でもできるのではないかと思いますが、マイナ保険証のセキュリティ等のレベルが高いということですが、暗証番号を仮に他人に教えるなどの場合、不正は防げないかと思います。この点についてコメントをお願いします。

(答)保険証とマイナ保険証で、マイナ保険証であっても暗証番号を教えたらアクセスできるのではないかというご指摘ですが、質問の趣旨がよく分かりませんが、そもそもなぜ人に暗証番号を教えるのかということも分かりませんし、暗証番号があるということは、悪意のある人が不正を働く時に、もう一段安全性を強化された状態でありますので、本質的に紙の保険証とマイナ保険証で暗証番号がある・ない、顔写真がある・ない、ICチップがある・ないということで、悪意を持って不正に利用しようとしている人からすると、格段にそういった行為をしにくくなるというのは明白だろうと思っています。また、不正利用の状況については、公表されていると思いますが、所管は厚生労働省ですので、厚生労働省にお尋ねいただきたいと思います。

(問)厚生労働省には、何度も不正利用について本当にあるかと聞いていますが、厚生労働省としては調査をしていない。各保健所で一部調査があるようですが、それもわずかと聞いています。デジタル庁、デジタル大臣として先日おっしゃったので、何か新しい膨大な不正利用があって防がないといけないというのであれば理解するところですが、医療現場ではそういった不正利用を聞いたことない。ご見解、ご見識、民間の調査などあれば対応しないといけないとは思いますが、認識のズレがあることから聞いています。

(答)先日私が申し上げたのは、まず一つは、悪意を持って不正に利用しようという人から見ると、現行の保険証は顔写真もないし、ICチップも入っていないので不正利用しやすい。もしくは、不正の温床になる可能性が極めて高いということで、デジタル大臣としては、そういうことが分かっていながらそれを放置するのではなく、それを防ぐために、未然に穴を防ぐためにデジタル化を進めていく必要があるという話を申し上げたと思っています。更には、医療情報の連携をすることによって、将来的には、国民の健康を維持、また、いわゆる医療の発展にも資することになりますし、母数が40兆円ある医療費も最適化される可能性もありますので、そのためにデジタル化を強力に進めていく必要があるという話を申し上げました。

(問)来週、靖国神社の秋季例大祭が開かれますが、参拝される、真榊奉納されるなど、現状で何か対応をお考えになっていることがあればお願いいたします。

(答)例大祭中に参拝する予定はありません。真榊を奉納する予定もございません。

(以上)