平大臣記者会見(令和6年12月20日)
平デジタル大臣記者会見要旨
(令和6年12月20日(金)9時29分から9時33分まで 於:衆・本会議場中庭側)
1. 発言要旨
デジタル行財政改革担当大臣として、デジタル行財政改革 課題発掘対話の開催についてお知らせいたします。
来週23日に、第9回デジタル行財政改革 課題発掘対話を開催いたします。テーマは上下水道であります。
デジタル行財政改革は、従来のような供給者目線ではなく、サービスの利用者の視点に立つことを重視しています。今回も、利用者起点を重視し、関係者との対話を通じて、解決すべき課題の整理を行いたいと考えております。
上下水道の現場では、人口減少に伴う料金収入の減少、自治体の担い手不足や高齢化が進み、水道管などのインフラの老朽化が深刻化しています。
こうした状況の中、災害発生時を含めた、サービスの持続性を確保していくために、どこに課題があるのかを明確化し、掘り下げていきたいと考えております。
これまでと同様、対話の模様はオンラインで中継します。アーカイブをご覧いただくことも可能です。内閣官房のウェブサイトにURLが掲載されるので、皆様のご都合に合わせて是非ご視聴いただきたいと思います。
詳細は内閣官房デジタル行財政改革会議事務局にお問い合わせいただきたいと思います。
2. 質疑応答
(問)課題発掘対話について、デジタルや先進技術と上下水道は非常に可能性があると思いますが、お考えと特に関心を持っている点についてお願いします。
(答)まず、経営的にかなり逼迫しているという現状があると聞いています。また、人手不足によってメンテナンスのところもかなり課題が多いだろうと思っています。以前、内閣府の副大臣を担当している際に、宇宙の担当もしておりましたが、例えば、今衛星の技術を使って、一種のセンサーのようなものを使って、どこで水が漏れているかという、あたりを付けるといった技術もありますので、そういったデジタルや最新のテクノロジーも導入し、効率的にどうやってサステナブルな上下水道を作るのかといったことに関心を持っています。
(問)昨日、国土交通省が大阪・関西万博会期中に大阪府内でのライドシェア規制について大幅に緩和することを発表しました。規制改革担当相として、今回の決定が全国に拡大していく上で試金石となり得るのか、お考えを聞かせてください。
(答)報道ベースですが、確か日本版ライドシェアで、エリアと時間の制限を緩和されたということだと思います。来年は万博も控えておりますし、確か万博開催期間中ということで、先行して実施するということだと思います。今、日本版ライドシェアが導入され、急速にいろいろなところで展開されている。一方で、時間の制約やエリアの制約がこの伸びを抑制している、ボトルネックになっているのではないかという指摘がある中で、大阪が万博という機会を捉えて、エリアや時間の制限を外されたということは、今後どのようにそれが展開していくかも含めて、非常に注目し、注視していきたいと思っております。
(以上)