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平大臣記者会見(令和7年1月28日)

平デジタル大臣記者会見要旨

(令和7年1月28日(火)9時40分から9時45分まで 於:衆・本会議場中庭)

1. 発言要旨

デジタルマーケットプレイス(DMP)の正式版カタログサイトにつきまして、明後日1月30日(木)に、これまで事業者の皆様にご登録いただきましたソフトウェア・サービスが検索できる機能をリリースすることをご報告いたします。
デジタルマーケットプレイスは、政府・自治体がクラウドソフトウェアであるSaaSを迅速に調達するための取組であり、スタートアップや中小のベンダーをはじめ、多様な事業者の参入を促すことを目的としているものです。1月24日(金)現在で、161の事業者登録、102のソフトウェア登録をいただいております。
また、年度内を目途に、政府・自治体の皆様が本カタログサイトを活用してソフトウェア・サービスの調達に利用する機能をリリースする予定としております。
事業者の皆様には、引き続き積極的なソフトウェア・サービスの登録をいただくとともに、自治体の皆様にもぜひご活用いただきたいと考えております。

2. 質疑応答

(問)今日、立憲民主党がマイナ保険証に関して、紙の保険証の復活法案、マイナ保険証との併用ができるようにする法案を提出しますが、復活法案の必要性についてどのようにお感じになっていますでしょうか。

(答)昨年12月から 、マイナ保険証を基本とした仕組みに移行し、 紙の保険証の新規発行が停止されました。いろいろな懸念が示されておりましたが、私は大臣就任以来、記者会見等を通じていろいろ丁寧に答えさせていただき、また、マイナ保険証をお持ちでない方には 申請なしで資格確認書も発行されるということもあり、また、政府広報も不安に思っている方に寄り添う形での広報ということで転換をしてまいりました。そういった意味では、政府としては比較的順調に進捗していると、大きな方針の転換は必要ないと認識しております。

(問)中国企業DeepSeekが公表したAIモデルがアメリカで売られていて、低コスト、オープンソースで作られた中国発のAIモデルがかなり話題になっているようですが、日本でもまさに今国会でAI法案を議論していくかと思いますが、受け止めをお願いします。

(答)中国製の生成AIということで、今話題になっていることは承知しています。一般的には、中国の生成AIは5年くらい遅れているのではないかと言われていましたが、そうでもなくて結構いい線いっているのだろうということだと思います。今後、まさにスペックとコストの戦いになると思いますので、そういった意味で、コスト面で中国製AIは優れているのではないかということも今SNS上では言われていますので、どのようなものかよく見ていきたいと思います。我々は、巨大なファンデーションモデルというよりは、良質なデータを読ませて良質なアウトカムを出すという、比較的コンパクトなAIであったり、それをロボティクスやヒューマノイドといったところに展開するなど、今後いろいろな展開が考えられますので、今回想定されているAIの法律に関して言えば、これは城内大臣担当でありますので、詳細は城内大臣に聞いていただければと思いますけども、こういった中国の動きであるとか、トランプ新大統領の方針転換によって大きく左右したり、構想してきた法律を作ることによって競争が劣後するということはない、そういった性格のAIの法律ですので、しっかりと国会で議論して進めていただければと思っております。

(問)今、政府でフジテレビ関係の広報啓発事業について、各府省庁に照会していると思いますが、デジタル庁で現状わかっているものありましたら教えてください。

(答)確認して、ないということで承知しております。

(以上)