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平大臣記者会見(令和7年2月25日)

平デジタル大臣記者会見要旨

(令和7年2月25日(火) 9時00分から9時03分まで 於:オンライン)

1. 発言要旨

冒頭発言なし

2. 質疑応答

(問)先週、インターネット番組で、将来の自治体の関係について、中央と現場に分かれて、廃県置藩という表現をされていましたが、そういったものが必要になってくるというお考えを示されました。どういったものを想定されていて、どういった問題意識を持たれているのかお願いします。

(答)まず、これは政府内では全く議論しておりませんので、あくまで一個人、一議員の問題意識ということでありますし、また、もしそういう議論になったとしても実現するのは遥か先の話かと思いますが、デジタルを担当する立場で言えば、今の政府、都道府県、自治体の三層構造は、いわゆるデジタルがなかった時代を想定してできている構造になっています。デジタルというのは直接1 to 1で結ばれるということなので、一律何か政策をやるというよりは、国民の皆さん一人一人のニーズに即して、例えば支援の手を差し伸べる、必要なタイミングでその人に必要な支援を迅速に提供できるというのがデジタルの特性になります。ですので、パブリックと国民の皆さんは、1 to 1で直接つながっていくという世界観になってきます。ただ一方で、実際に人が行って、様々手を差し伸べなければいけないといったことも、行政需要として残りますので、最終的にはデジタルで解決できる部分と、直接市役所の職員なり現場の人たちが手を差し伸べる部分と、その2つが残るだろうと思います。そういった世界観が実現すると三層いらないのかな、二層でいけるのかなという頭の体操で申し上げました。

(以上)