平大臣記者会見(令和7年3月28日)
- 最終更新日:
平デジタル大臣記者会見要旨
(令和7年3月28日(金)8時55分から9時00分まで 於:オンライン)
1. 発言要旨
今週3月24日(月)に実施しました、マイナンバーカードを活用した在学資格証明デジタル化に関するデモンストレーションについてご報告申し上げます。
これは、マイナンバーカードの利用シーン拡大に向けて、マイナンバーカードによる本人確認とデジタル在学証明書を組み合わせることで、在学資格証明をいつでもどこでもオンラインで取得などできるかについて実証を進めているものです。
今回は、JR西日本様などにご協力いただき、予めマイナンバーカードとデジタル在学証明書を連携させることで、オンラインで在学資格確認を実施し、学生割引切符をオンラインで発券し、改札を通過する流れをデモンストレーションにて検証しました。これにより、従来まで紙の在学証明書を窓口で取得・提出していた手続をオンラインで実現できるため、大学や鉄道事業者の窓口業務の効率化や、学生の利便性向上が期待されます。
人口減少社会においても人に優しいデジタル化を実現するべく、引き続き、社会実装に向けた取組を進めてまいります。
2. 質疑応答
(問)能動的サイバー防御に関する法案について。3月26日(水)の内閣委員会で立憲民主党から、独立機関であるサイバー通信情報監理委員会から国会への報告内容を拡充するなどの提案がありましたが、これに関して修正の余地があるのか大臣のお考えをお聞かせください。
(答)サイバー対処能力強化法案につきましては、現在国会においてご審議いただいているところであります。法案を修正するか否かは国会のご判断でありますので、政府としては意見を述べる立場にございません。以上です。
(問)関連して、国会権限の強化、あるいは独立機関の監視権限の強化の点について、大臣のお考えをお願いします。
(答)まさに国会の質疑でお答えしている通りであります。今回、いわゆる三条委員会でしっかりと法律の通りにやっているかどうかを網羅的に見ていただくということになっていますし、何か問題があれば勧告をするとかそういった権限もあります。また、何回も言っているのですが、この法律、かなり目的も明確化しておりますし、やることも具体的に書かれている法律でありますので、いわゆる独立した三条委員会でその全体を見てもらって、その上で国会にも報告させていただくという建付けになっておりますので、その旨説明させていただいているところであります。
(以上)