平大臣記者会見(令和7年4月4日)
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平デジタル大臣記者会見要旨
(令和7年4月4日(金)8時36分から8時40分まで 於:参・本会議場中庭側)
1. 発言要旨
モーニング娘。などが所属する、株式会社アップフロントグループ主催の音楽フェスにおいて、マイナンバーカードによる本人確認を行い、複数アカウントによる大量購入や不正転売防止、会場入場時の本人確認業務の効率化等の効果検証を行いました。
その結果、入場時の本人確認業務については、マイナンバーカードを用いた方式では、申込時にデジタル認証アプリを用いて本人確認をしているため、入場時にチケットと本人確認書類を目視で確認する必要がなく、4秒という大変短い時間で完了することができました。また、マイナンバーカードを活用した特典チケットの不正転売は確認されなかったと報告を受けています。
今後とも、マイナンバーカードの利活用拡大を、行政・民間問わず広げていき、デジタルの力で便利で暮らしやすい社会を作ってまいります。
2. 質疑応答
(問)能動的サイバー防御の法案について伺います。法案をめぐっては、今日にも与野党が修正案を共同で提出し、可決される見通しになりました。重要広範の1つである法案が修正されると言うのは、少数与党を象徴する出来事かと思いますが、大臣自身、この法案が修正されて可決される見通しになったことについて、どのように受け止めていらっしゃいますか。
(答)サイバー対処能力強化法案については、現在国会でご審議いただいております。この後も質疑、さらには総理の質疑が続いていく、そういった状態です。議論を通じて、多くの政党がサイバーの様々な課題について認識を共有していたのではないかという、今までの質疑を通して印象をもっております。ただ、今後、修正案がまだ正式に出ているわけではございませんし、まさに国会がご判断されることですので、政府としてのコメントは差し控えさせていただきます。
(問)相互関税の関係で、大臣の所管に影響があるかどうか、また、閣僚としてこれからどう取り組むかについて教えてください。
(答)まさに経済産業省で対応することであろうと思います。日本をターゲットにしたというよりは、世界全体に対してのアメリカの方針ということもありますので、今後、まさに経済産業省を中心に政府が一体となって、この課題に取り組んでいくべきだと思います。私の所管の範囲で言えば、報道ベースだと思いますが、プラットフォーマーに対する障壁があるのではないかというご指摘があったかと思いますが、現状そのようなことはありませんので、もしそういうことがあれば、しっかり現状はご説明したいと思っております。
(以上)