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平大臣記者会見(令和7年4月8日)

平デジタル大臣記者会見要旨

(令和7年4月8日(火)8時35分から8時38分まで 於:参議院・本会議場中庭側)

1. 発言要旨

冒頭発言なし

2. 質疑応答

(問)昨日、石破総理大臣とトランプ大統領の電話会談が行われました。4月9日(水)に相互関税が発動される前に電話会談ができたことへの評価、一方で、今後の交渉は担当閣僚を指名して継続することで一致したということで、そのあたりの大臣としての受け止めを教えてください。

(答)昨日、参議院で決算の委員会がありました。その質疑の中からも、きちんと意思疎通ができているのかという質問があったと思います。そういう意味では、このタイミングで日米の首脳が電話会談を実現することができ、さらには、担当者を決めて、しっかり実務の詰めの交渉をしていこうということになりましたので、そういった意味では、目詰まりというのは解消されたということだと思います。私自身、一筋縄ではいかないというように思いますが、粘り強く、しっかり我々の考え方を米国に伝えることが重要だと思います。デジタルの分野で言えば、いわゆるデジタル赤字を抱えております。アメリカから示された関税に係る計算式は、詳細は分かりませんが、デジタル赤字を勘案すれば、また全然違う関税率になっていくのだろうと思います。ですので、いろいろな意味を含めてwin-winの関係が作れるよう、交渉を、しっかり政府として、政府をあげて進めていくことが必要だと思います。

(問)プラットフォームに関してお伺いします。USTRから先日出された報告書では、EUのデジタル市場法などが名指しで批判されていたと思います。一方で、日本ではデジタルプラットフォーム取引透明化法があり、これが今後アメリカとの関税において、一つの鍵になる、批判されうる可能性があるのかという点について、ご所見をお伺いしたいと思います。

(答)今のところ、そういった懸念は持っていません。極めて合理的な法律だと思っています。

(以上)