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石川デジタル副大臣が都城市のDXへの各取組について視察を行いました

石川昭政副大臣は、2024年3月18日にDXの各種取り組みを進める宮崎県都城市(都城市立図書館、都城市役所、北消防署)を視察しました。
都城市は、マイナンバーカードの普及率が全国トップクラスであり、「書かないワンストップ窓口」の実現や、全国初の郵便局へのマイナンバーカード申請交付業務の委託、さらに、マイナンバーカードの救急救命分野での活用に向けた実証実験など、その利活用にも積極的に取り組まれています。

1. 都城市立図書館

都城市立図書館は居心地の良い憩いの場として愛されており、ショッピングモールを転用・再生し、本との出会いの場を作り、地域編集局や各種スタジオを備えた住民自治の拠点となっています。

都城市立図書館内の写真。
(都城市立図書館内の様子)

2次元のコードのインデックスがついた本が並んでいる写真
(「インデックス[さくいん]コーナー」の様子。2次元コードになっている索引キーワードで本を検索できます)

2. 都城市役所

都城市では、デジタル庁が2023年度から開始した自治体の窓口改革支援のスキーム(アドバイザー派遣事業、アドバイザー育成事業、窓口DXSaaSの提供)を最大限に活用し、住民の利便性向上と職員の働き方の改善の双方に資する窓口DXに取り組まれています。

都城市役所で池田宜永市長と意見交換をしている様子
(都城市役所で池田宜永市長と意見交換している様子)

一つの窓口で転入・転出や各種証明書申請など計176の手続に対応した「書かないワンストップ窓口」の流れを確認しました。

都城市の書かないワンストップ窓口の対応の様子。
(デジタル庁が推進する窓口DXSaaSを活用して都城市が2024年2月27日より運用を始めた「書かないワンストップ窓口」の様子)

窓口に近い執務室エリアに入力(2線)・審査(3線)のデスクを配置した写真。
(窓口に近い執務室エリアに入力(2線)・審査(3線)を配置することで事務を迅速化しています。転居に係る所要時間を約50分から約15分に短縮しました。)

マイナンバーカード特設会場では、各手続きをワンストップで支援、マイナンバーカードの交付申請事務を委託している郵便局とオンラインでつないで郵便局員と連携して本人確認を実施 しています。

3. 北消防署

北消防署では、マイナンバーカードを活用して、緊急搬送時に傷病者の受診歴や薬の処方歴などを取得し、適切な応急処置と早期の院内治療に繋げていく取組について昨年実証実験を実施されました。その結果について話を伺い、意見交換をしました。

北消防署内での会議の様子。
(北消防署内での会議の様子)

石川デジタル副大臣と北消防署関係者との集合写真。
(北消防署での集合写真。右に石川デジタル副大臣、左に北消防署関係者)

石川デジタル副大臣は「首都圏とは違ったDX導入の難しさはあると思うが、市長のリーダーシップの下、職員の皆さまが取り組み、スムーズに導入されている印象だ。また、都城市職員を歴代デジタル庁へ派遣し、連携をしながら取り組んでいただいている先駆けの自治体で、これからの連携も深めていきたい。」と述べました。

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