本文へ移動

日本・サウジアラビア デジタル政府分野 第1回専門家会合開催(2024年7月31日)

2023年10月11日、デジタル庁はサウジアラビア王国の通信・情報技術省(The Ministry of Communications and Information Technology of the Kingdom of Saudi Arabia ,MCIT)と情報技術、通信及びデジタル経済の分野における協力覚書(MoC)に署名しました。
MoCに基づき、デジタル庁は2024年7月31日にMCIT、デジタル政府庁(DGA)、内務省(MoI)との間で両国の知見の共有を目的とした第1回専門家会合をオンラインで開催し、意見交換や実務的・技術的な知見の共有及びワークショップを行いました。

第1回専門家会合における議題及び意見交換の概要は以下のとおりです。

1. デジタル政府戦略の方向性

DGAからは、サウジアラビア王国全体のデジタル化の進捗、今後の中長期的な目標、SDGsへの貢献状況に関する知見の共有がありました。

2. デジタル規制について

DGAからは、デジタルガバメント規制の枠組みに関連して主要な目的と、その適用範囲やアプローチの共有がありました。また今後も規制の質を向上させるために取り組むとのことでした。

3. アブシャー(Absher)について

MoIからは、政府が提供するオンラインサービスプラットフォーム「Absher(アブシャー)」について、実例を交えたデジタルサービスプラットフォームや、国内での最新の取組状況が共有されました。

4. 人工知能(AI)

デジタル庁からは、行政における生成AI活用の拡大に向けた取組の紹介を行い、DGAからは、AIの具体的な活用事例を共有しました。

これらの専門家会合は、両国政府のデジタル政府分野における取組を向上させるために相互に支援することを目指すMoCの具体的な成果に繋がります。
なお、両国は引き続き双方のベストプラクティスを継続的に共有し、MoCに基づく連携を更に進めていく予定です。

参考:

問合せ先:

デジタル庁 国際戦略班
メール:gen-intl_atmark_digital.go.jp
※迷惑メール防止のため、「@」を「_atmark_」と表示しています。メールをお送りになる際には、「_atmark_」を「@」(半角)に直してください。

シェアする: