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防災分野の「データ連携基盤」の構築

デジタル庁は、災害時に住民が必要とする支援を迅速に提供できるよう、防災分野のデータ連携基盤を構築しています。この基盤により、防災アプリやサービス間でデータ連携を促進し、重複入力の解消を目指します。これにより、住民一人ひとりに適切な支援を届ける環境を整備します。

概要

デジタル庁は、住民支援アプリの開発・活用促進のため、データ連携基盤の設計・構築を進めています。アプリ・サービス間のデータ連携を強化することで、防災アプリ等で一度だけの情報入力(ワンスオンリー)を実現し、災害時に住民一人ひとりが的確な支援を受けられる環境を目指します。

取組

防災分野のデータ連携基盤の実証に関する調査研究への参画事業者募集結果

デジタル庁では「デジタル社会の実現に向けた重点計画」(令和6年6月21日閣議決定)に基づき、防災分野のデータ連携基盤の構築に関する取組を推進しています。
令和6年(2024年)度は「防災分野のデータ連携基盤の実証に関する調査研究」事業において、防災DX官民共創協議会と連携してデータ連携基盤のプロトタイプを構築するとともに、実際に運用されている複数の防災アプリケーションを用いたデータ連携に関する実証実験を計画しています。
つきまして、防災DX官民共創協議会の会員を対象に、本事業の実証実験に参画いただけるアプリ事業者を募集し、選考の結果、追加参画事業者として「イツモスマイル株式会社(アプリ名:みんなの防災)」を選定いたしました。
詳細については以下の資料をご確認ください。

新総合防災情報システムとのデータ連携

データ連携基盤の設計・構築にあたり、新総合防災情報システム※とのデータ連携に向けた取組を進めています。
参考: 新総合防災情報システム(SOBO-WEB)について(内閣府)

※新総合防災情報システム
内閣府防災にて今後の構築を目指している、防災関係機関が横断的に共有すべき防災情報を共通のシステムに集約し共有することが可能となることを目指した共通基盤である防災デジタルプラットフォームです。

防災分野のデータプラットフォームの整備に向けた検討

防災分野のデータプラットフォームの整備に向け、内閣府、防災科学技術研究所等と連携し、災害対応機関間で共有の望ましい重要な基本情報やデータ流通に必要な運用ルール等について検討を進めています。