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政府相互運用性フレームワーク(GIF)

政府相互運用性フレームワーク(GIF)とは

デジタル庁は、デジタル社会推進標準ガイドラインに基づき、データの利活用と円滑な連携を実現する社会を目指し、実践ガイドブックである「政府相互運用性フレームワーク(Government InteroperabilityFramework)」(以下、GIFといいます。)を提供しています。GIFを利用してデータ※1を整備することで、データ連携が確保され、システム間の相互運用性を高めることができます。
GIFは、データの相互運用性を確保し、効率的な情報共有と情報連携を実現するためのデータモデルやルールのひな形(参照モデル)であり、実装データモデル※2、コアデータモデル※3、コアデータパーツ※4を公開しています。

政府相互運用性フレームワークの解説図。共通的に参照される個人、法人などの基本的なデータ構造をコアデータモデルとして定義しており、日付やアドレスなど、多くのデータモデルで共通的に活用されるデータ項目を定義したコアデータパーツが含まれる。コアデータモデルの組み合わせやカスタマイズによってベースレジストリや行政サービスといった実際にサービスに活用する実装データモデルに展開され、標準化されたデータを整備していく。

※1:データとは
個々のデータ項目から対象物のデータモデルまで、一貫したモデルを整備し、それに準拠したデータ作成を行うことで、組織・分野横断を伴うデータの相互運用できる仕組みを整備できます。
※2:実装データモデルとは
行政やスマートシティなど分野ごとに特化したデータセットに関するデータモデルで、コアデータモデルの組み合わせやカスタマイズによって定義することが可能です。
共通化されたモデルやパーツを基に実装データモデルを構成することで、相互運用性を損なわず、現場で使用できるモデルとなっています。
※3:コアデータモデルとは
様々な場面で共通的に参照される個人データセット等をコアデータ(個人、法人、連絡先、住所、施設など)として選定し、それらの基本的なデータ構造を定義したデータモデルになります。
※4:コアデータパーツとは
日付やアドレスなど、多くのデータモデルに登場し共通的に活用されるデータ項目について、値の形式(書式)を定義したものです。コア語彙の用語を用いて定義されています。 なお、コア語彙とは共通語彙基盤の基礎をなすもので、氏名や住所等の社会活動に必要な語彙を定義し、海外語彙との相互運用性を確保するなどの専門家の利用を想定し、IMI(Infrastructure for Multilayer Interoperability:情報共有基盤)で公開されていますが、GIF利用者は、コアデータモデルを参照することでコア語彙が持つ相互運用性の確保ができます。

GitHub(外部サイト)

2022年10月13日 GitHub(外部サイト)での公開を開始しました。

Zipダウンロード

GitHub利用不可の方は資料一式ダウンロードから取得してください。

FAQ

よくある質問については、以下のページに回答をまとめています。

よくある質問:政府相互運用性フレームワークについて

留意点

デジタル・ガバメント推進標準ガイドラインは、デジタル社会推進標準ガイドラインをご覧ください。
従来の実践ガイドブックやデータ連携モデルは、本資料のGIFに統合されました。

問合せ先

GIFに関するお問い合わせは下記からお願いいたします。