2023年デジタル庁年次報告
デジタル庁の設立から2年が経過しました。本ページでは、2022年9月から2023年8月までの活動を報告いたします。
PDF形式でも同じ内容がご覧いただけますので、ご活用ください。
デジタル庁活動報告(2022年9月から2023年8月)(PDF/4,718KB)(2023年10月11日更新)
会見動画
1年の総括
デジタルの活用により、一人ひとりのニーズに合ったサービスを選ぶことができ、多様な幸せが実現できる社会
デジタル技術の進展により、多様な状況や要望への対応を低コストで実現できるようになり、一人ひとりに合わせたきめ細かいサービスや体験を提供できるようになってきました。このデジタルの活用を社会全体で協力しながら進め、誰一人取り残されることなく、多様な幸せを実現できる社会を目指します。
社会全体のデジタル化は、国民生活に大きな利便性をもたらし、業務や事務における手間を大幅に削減し、新たな産業やビジネスが生まれる機会を創り出します。一方で、社会のデジタル化において前提となるは国民一人ひとりの安全・安心です。私たちは、国民一人ひとりが安心してデジタルの恩恵を享受できる「人に優しいデジタル化」を進めていきます。
デジタルの活用により目指す社会
デジタル庁では、デジタルの活用により、一人ひとりのニーズに合ったサービスを選ぶことができ、多様な幸せが実現できる社会を目指します。
目指す社会に向けた進捗
デジタル庁では、目指す社会に向け、デジタルの活用を推進します。
デジタルの利便性を広げる取組
マイナンバー制度により行政手続きをもっと簡単にします。
成果と進捗
デジタル庁の活動方針
ミッション・ビジョン・バリュー
デジタル庁では、ミッション・ビジョン・バリューを定め、これに基づいて活動しています。
デジタル社会の実現に向けた「重点計画」を策定
デジタル社会の目指す姿に向け関係者が一丸となって推進できるように政府が迅速かつ重点的に実施すべき施策を明記した「デジタル社会の実現に向けた重点計画」を策定しています。
デジタル庁の注力領域とプロジェクト構成
デジタル庁の3つの注力領域にもとづきプロジェクトを推進
業務推進や判断に必要な情報として、デジタル庁の3つの注力領域が2022年度に定義されています。
デジタル庁では全てのプロジェクトをこれらのいずれかの領域に紐づけ、業務推進における意思決定プロセスに組み込んでいます。
具体的には、プロジェクト個々の結果を3つの注力領域で重要視すべき指標に紐づけ、プロジェクトのリスク状況に応じた人的リソースマネジメントやコストマネジメント等に活用しています。
このように、注力領域の達成すべき指標を意識しつつ、貴重な人材の最適配置を実現するプロジェクト推進を行っています。
参考:デジタル庁の3つの注力領域(デジタル庁活動報告(2021年9月から2022年8月)(PDF/22,215KB))
生活者・事業者・職員にやさしいサービスの提供
- マイナンバーカード普及
- マイナンバーカード利活用
- マイナポータル
- デジタル田園都市国家構想
- 新認証アプリ
- 地方⾃治体のシステム標準化
- 公共サービスメッシュ
- データ整備
- 改正番号法
- 公金受取⼝座
- Jグランツ・GビズID
- e-Gov
- デザインシステム・アクセシビリティ
デジタル基盤の整備による成長戦略の推進
- デジタル臨時行政調査会
- デジタル規制改革推進の一括法
- 準公共
- 健康・医療・介護
- 防災
- 教育
- こども
- モビリティ
- 企業間取引
- デジタルインボイス
- Visit Japan Web
安全・安心で強靱なデジタル基盤の実現
- ガバメントソリューションサービス(GSS)
- ガバメントクラウド
- 国際戦略
- AI
デジタル庁の組織づくり
詳細:デジタル庁の組織づくり
今後の取組
- 国民生活や事業者活動をより便利に、安全・安心に
- 生活者や利用者視点を徹底したサービス向上
- 品質管理に向けたプロセス・体制の強化
- 内部開発の推進とデータ駆動型組織へ
- デジタル庁は司令塔として取組を牽引
詳細:今後の取組
デジタル庁は、デジタル社会の実現に関する司令塔として、重点計画の策定や施策について主導的な役割を担い、関係者によるデジタル化の取組を牽引します。
更新履歴
2023年9月4日更新 第2版
- 一部の文言・レイアウトを調整しました。
2023年9月14日更新 第3版
- アクセシビリティ対応を行いました。
- 一部の文言・レイアウトを調整しました。
2023年10月11日更新 第4版
- 一部の文言を調整しました。